Baidu(百度)IMEはやっぱり危険だったのか。

以前からちょくちょく相談はありました。
例えば「インターネットを開くと最初にYahoo!JAPANが出るのに、
先日から違うサイトが出てきた」というお問合わせ。
だいたいは、フリーソフトか何かダウンロードをした時に書き換わってしまいます。

そういった症状が出た場合、多くのパソコンで
日本語入力ソフトも書き換わってます。
Windows OSの場合にはMS-IMEが入っていますが、
これがBaidu-IMEに変わっている場合が多いのです。

Baidu(百度)IMEはやっぱり危険だったのか。
Baidu-IMEは見かけも良く似ているので気づかない事が多いです。要注意!

ご注意

この記事は、2013年12月26日 に作成されたものです。

現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

私は、中国製のBaidu-IMEはあまり好みでは無いので
発見し次第、削除するようにしています。

特に変わったからと言って日本語変換が遅くなったりという
症状が無いので気づきません。
さらに、Baidu-IMEはクラウド変換機能が付いています。

入力した言葉がインターネットを介しサーバで処理される事によって
最新の変換候補が出てきます。
その点では、MS-IMEより便利なんですけどね。

でも、Baidu-IMEは好みではありません。

そしてBaidu-IMEに大問題が発生しました。
クラウド変換をする事により、個人データが流失してしまう
リスクが高い事が分かりました。
中国製のBaidu IMEとSimejiが入力文字を無断送信 ―やっぱりの声も
今回判明したのは、クラウドと連携して変換精度を向上させる「クラウド入力」機能がオフの設定であっても、全角文字列をSSL通信で暗号化してユーザーに無断で同社のサーバーに送信していたというもの。さらにコンピューターのSID(セキュリティの識別子)、インストール先ディレクトリのパス、Baidu IMEのバージョンが併せて送信されていたとのことです。→つづき


さらに

インストール先ディレクトリのパスが含まれるということは「コンピュータ名に本名や所属部署」が含まれる場合は、その情報までも特定されてしまう恐れがあるということになります。各種報道によると、公官庁向けPCなどにもインストールされている事例があるとされており、場合によっては国家機密情報が流出する可能性もあります(無論、そのような環境に通信型IMEを導入することは正しい判断ではない)。→つづき


もう、ヤバイです・・・。
そりゃ、官房長官も遺憾の意ですわ。

もし、Baidu-IMEがインストールされている場合には、「Baidu-IME削除」で検索。
丁寧に解説されているサイトがたくさんありますのでお好みのサイトで対処して下さい。

”便利で無料”の裏には必ず危険が潜んでいると改めて感じました。
タグ :Baidu IME百度

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