伊万里・権現岳神社へ

伊万里・権現岳神社

ふと岳神社へ行って来た。

急勾配な参道、何段あるか分からない石段。足をガクガク言わせ、滝のように流れる汗を拭いながら最上まで登るとなんとも凄い光景が。なんと、岩場の中に拝殿がある。振り返ると、伊万里市街地を一望できる絶景。なんとも素晴らしい景色。
昔から喉の病に御利益があると言われていて非常に歴史がある神社。

ご注意

この記事は、2007年08月18日 に作成されたものです。

現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

伊万里・権現岳神社
延々と続く石段

伊万里・権現岳神社
そして、拝殿が見えてくる。

伊万里・権現岳神社
伊万里の街が一望

岳神社(だけじんじゃ)
伊万里市重要有形文化財建造物(昭和60年(1985年)十二月指定
 岳神社は、伝説によれば鎮西八郎為朝(1139~70年)が黒髪山の大蛇退治の時に、伊弉諾命(いざなぎのみこと)・伊弉再命(いざなぎのみこと)をまつったのがおこりといわれてます。神殿の後ろに天和二年(1682)建立の、「岳権現宮」石殿がありますから、このころまでさかのぼります。
 拝殿は、桁行四間(七m)梁行三間(四.四m)で東側は、寄棟造、西側は入母屋造です。棟札から文政五年(1822)ころの建立と考えられます。
 神殿は、桁行一間(一.七九m)梁行一間(一.四六二m)の千鳥破風付柿葺一間社流造です。左脇障子板裏面に「天保乙未仲夏(てんぽきのとひつじ」とあるので天保六年(1835)ころの建立です。
 岳神社の拝殿と神殿は市内に現存する江戸時代の社殿建築のなかでも工夫をこらした優れた建物です。また大川内地区と鍋島藩との関わりや、鍋島藩窯の歴史のうつりかわりを知ることができる具体的な資料として貴重なものです。


伊万里・権現岳神社
この岩場の中に入ると拝殿が。

伊万里・権現岳神社
さらに先へ行く岳権現宮

伊万里・権現岳神社
青螺山の絶景が楽しめます。

景色を楽しみ参拝を済ませ、今度は下りの長い石段。膝が笑うかなとも思ったのですが、眼下に広がる景色と森林浴を楽しみながら下っていくとあっという間に鳥居へ到着しました。
また、この鳥居の横には湧水があるのですが、多くの方が水汲みに来ていました。かなり、有名な水汲み場のようです。

伊万里・権現岳神社
車が何台か止まっていて順番待ちをしていました。

いやぁ~いい汗かいたって感じです。
疲れたというよりもそれが逆に心地よかった。
良いストレス解消になりました。



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この記事へコメント
ムラカムさん こんにちは!

岳神社まで登りきったんですね!!
凄いです!!!!!
岳神社に行くまでにかなりの階段があるので上りきった後のあのきつさは忘れません。
でも写真もきれいに撮ってあってまた登りたくなる気持ちです。
久々、岳神社に登ってみたくなりました。

あと岳神社の水は有名ですよね!!
県外からも水汲みに来られるようですよ。
Posted by 虎の子 at 2007年08月18日 16:36
虎の子さん、お仕事ご苦労様です。
岳神社に登ってきましたよ、以前に登った事があったので再チャレンジしてみようかと思い行ってきました。
まだ、午前中で石段の殆どが日陰だったのが救いでした。
それでも、やっぱりキツかったです。。

>あと岳神社の水は有名ですよね!!
>県外からも水汲みに来られるようですよ。

やっぱり有名なんですね。
車からポリタンクや2リットルのボトルをたくさん下ろして汲まれていました。
その場で湧水を頂きたかったのですが、入る隙もありませんでした(笑)
Posted by ムラカム at 2007年08月18日 17:01
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