将来、伊万里に帰ってきて後輩に伊万里の良さを伝えたい

伊万里市教育委員会が主催した「伊万里未来プランナー養成塾」。
昨年は若い人向けの養成塾でしたが今年度は伊万里在住の高校生が対象。
3日間、伊万里のまちづくりを担う人材を育成するカリキュラム。
カリキュラムの内容も秀逸で人材育成の企業プログラムを高校生用に落とし込んだもの。

私は、2日目の先輩プランナーとの交流と3日目の人に共感するを見学させて頂きました。

将来、伊万里に帰ってきて後輩に伊万里の良さを伝えたい
先輩プランナーからまちづくりの極意を聞き出しています。

まちづくりは郷土を誇りに思う郷土愛教育が肝です。
私が所属するNPO法人まちづくり伊萬里でも郷土愛教育の一環で伊万里の人に伊万里を誇りに思ってもらおうと伊万里コンシェルジェ検定を開催してまいりました。

特に人口が流出してしまう地方都市では人口の歯止めはUターンに頼らざるを得ません。
しかし、帰りたいと思う誇りに思う郷土が無ければUターンという選択肢はありません。
伊万里は特に大学がありませんので直近のデータでは高校卒業して8割の生徒が就職や進学で市外へ流出してしまいます。
そんな「伊万里未来プランナー養成塾」も伊万里市の地方創生総合戦略の一環で行われました。

高校生がこんなにもしっかり伊万里の未来と自分ができる事を考えていたとは。
正直、高校生にまちづくりの話をしても興味もないだろうという私の見解。
それが見事に崩されました。
高校生が考えていないのではなく受け入れてなかった。
そう思っていた自分が恥ずかしくて、生徒達の方がまちづくり対してすごく輝いて見えて。

この記事タイトルは、参加した高校生の一人が2日目の先輩プランナーからの学びで発表した言葉。
伊万里の未来は明るいですバイ。
3日間に渡り伊万里のためにカリキュラムをこなしてくれた高校生たちに感謝あるのみです。

まちづくりは人づくり

伊万里のまちづくりや活性化事業には必ず地元の高校生を巻き込むべき。
高校生なくして伊万里の将来なし。

まちづくりに携わって10年になりこれまで様々なセミナーや研修会に参加してきましたが、
今回の高校生版「伊万里未来プランナー養成塾」は神回でした。
まちづくりの神髄に心洗われ初心に帰ったような気がしております。

この子たちが伊万里を誇りに思ってもらえるように、
今の大人達が歯を食いしばって腹据えて伊万里を守り抜きましょう。

ご注意

この記事は、2017年09月14日 に作成されたものです。

現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。


タグ :まちづくり

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